京都のオフィスLAN構築|Cat6で10Gbpsは出る?カテゴリー選びの落とし穴をプロが解説

京都府京都市を中心に、通信設備工事や防犯設備工事のプロとして、提案・販売から設置、保守・メンテナンスまで、ワン​​ストップで迅速に対応している中山通信設備有限会社です。


京都市内でも「フレッツ光クロス」などの10Gbps高速回線を導入する企業が増えています。

しかし、せっかく高性能な回線を契約し、最新のルーターを導入しても、「思ったほど速度が出ない」「WEB会議がよく途切れる」というご相談をいただくことが少なくありません。


その原因の多くは、実は「LANケーブルのカテゴリー選び」にあります。


LANケーブルには見た目では分からない「規格(カテゴリー)」があり、環境に合わないものを使っていると、どんなに高性能な機器もその実力を発揮できません。

本記事では、京都で多くのオフィス配線を手掛ける電気通信工事のプロが、LANケーブル選びで失敗しないためのポイントをQ&A形式で分かりやすく解説します。


■LANケーブルのカテゴリー選びでよくある3つの疑問


Q.Cat6を使えば必ず10Gbps通信はできますか?

A. いいえ。通信距離や周辺機器の条件によって左右されます。


Cat6(カテゴリー6)は、規格上以下の制限があります。

  • 1Gbps通信: 最大100mまで
  • 10Gbps通信: 約55mまで(ノイズ環境等により変動)


「Cat6だから10Gが出る」と思い込むのは危険です。特にオフィスの床下や壁内を這わせる長距離配線の場合、10Gbpsの安定稼働を狙うならCat6A(カテゴリー6A)を選択するのが、工事屋としての定石です。



Q.ルーターやパソコンが対応していないと意味はない?

A. はい。LANケーブルだけを最新にしても速度は上がりません。


通信速度は、

• 回線

• ルーター

• パソコンやNAS

• LANケーブル

のすべてが揃って初めて発揮されます。速度は、その中で一番性能が低い部分(ボトルネック)に合わせて制限されてしまうからです。


★プロのチェックポイント!!

例えば、ルーターとパソコンが1Gbps対応であれば、Cat6A(10Gbps対応)を導入しても、実際の速度は1Gbpsが上限となります。将来的な10G回線導入を見据えた先行投資なのか、現状の最適化なのか、LANケーブルは環境全体のバランスを見て選ぶことが重要です。

この場合、Cat6Aを使っても通信速度は1Gbpsまでです。



Q.フラットLANケーブルは通信速度が遅い?

A. 極端に遅いわけではありませんが、ビジネスユース(法人用)には不向きです。

フラットケーブルは「薄くてドアの隙間に通しやすい」というメリットがありますが、中の芯線が細く、外部ノイズに対するシールド性能が低い傾向にあります。


家庭用: 短距離で目立たせたくない場所に。

オフィス用: 長距離配線や、複数のケーブルを束ねる場合は、ノイズ耐性の高い「丸型ケーブル(Cat6またはCat6A)」を強く推奨します。


通信の瞬断が許されないWEB会議や基幹システムを運用するなら、信頼性の高い丸型を選びましょう。



■LANケーブルのカテゴリー表記の見分け方

LANケーブルのカテゴリーは、見た目だけでは判断できません。

「今、会社で使っているケーブルが何かわからない」という時は、次の2点を確認してください。


①ケーブル本体の印字を見る

多くのLANケーブルには、被覆部分(外側のゴム部分)に

• CAT5e

• CAT6

• CAT6A


といった表記が印字されています。

一番確実なのは、ケーブルそのものに書かれている表記を確認することです。


2パッケージ表示だけでなく「規格」をチェック

安価なケーブルの中には、パッケージだけ「10G対応」と書いてあっても、中身の性能が伴っていない粗悪品が稀にあります。

法人の配線工事では、ANSI/TIA規格などの国際基準をクリアした部材を使用するのが鉄則です。



■回線速度とLANケーブルの関係

よくある勘違いとして、

「回線が速ければLANケーブルも何でもいい」

と思われがちですが、これは正しくありません。

1Gbps回線の場合

• Cat5e:問題なし

• Cat6:余裕あり

• Cat6A:ややオーバースペック


10Gbps回線の場合

• Cat5e:性能不足

• Cat6:短距離なら可

• Cat6A:最適


特に10Gbps回線では、

LANケーブルが ボトルネックになりやすい ため注意が必要です。



■まとめ


LANケーブルは一度配線してしまうと、後から交換するのは手間もコストもかかります。だからこそ、オフィスの新設やビジネスフォンの更新、テレワーク環境の整備といったタイミングで、将来を見据えた最適なカテゴリーを選んでおくことが重要です。


特に、ノイズの影響を受けやすい京都の古いオフィスビルや、10Gbpsの高速通信を安定させたい現場では、単なる知識だけでなく「確実な施工技術」が求められます。


「自社のLANケーブルが今の業務に見合っているか不安」

「配線がぐちゃぐちゃで、どこを改善すればいいか分からない」


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